「自己陶酔する人って、どう付き合えばいいの?」
「もしかして、私も自己陶酔してる?」
「自信がある人と、自己陶酔する人の違いって何?」
こんな疑問を抱えているあなたへ。恋愛コンサルタントとして20年以上、12000人以上の恋愛相談に乗ってきた私が、今日はあなたに大切なことをお伝えします。
自己陶酔は、決して悪いことじゃありません。その裏には、深い理由があるんです。そして、自己陶酔する人を理解することで、あなた自身の恋愛も、もっと豊かになります。
今日は、自己陶酔する人の心理を優しく紐解きながら、あなたが恋愛で幸せになるためのヒントをお伝えします。読み終わる頃には、きっと心が軽くなって、恋愛に前向きになれるはずです。
一緒に、見ていきましょう。
自己陶酔する人の姿、実は鏡かもしれない
まず、自己陶酔する人の特徴を見ていきましょう。でも、批判するためじゃありません。理解するためです。
自分の話が多い人
職場の飲み会、デート、友達との集まり。どこにでもいますよね。自分の武勇伝、過去の成功、自分の魅力。ずっと自分の話をする人。
「またその話?」って思うこともあるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。
その人は、なぜそんなに自分の話をするのでしょうか?
実は、「自分を語ることで、自分の価値を確認したい」んです。自分の存在を認めてもらいたい。「すごいね」って言ってほしい。その欲求が、話を止められなくさせているんです。
寂しいんです。認められたいんです。愛されたいんです。
その気持ち、あなたにも、少しわかりませんか?
28歳の女性が、こんな話をしてくれました。
「彼氏が、いつも自分の話ばかりするんです。最初はうんざりしてました。でもある日、気づいたんです。彼、寂しいんだって。認めてほしいんだって。その気持ちに気づいてから、彼を見る目が変わりました」
褒められると異常に喜ぶ心
「すごいね」「かっこいい」「素敵」。褒め言葉に、目をキラキラさせて喜ぶ。もっと褒めてほしいという態度。褒められないと、どこか不機嫌になる。
これも、自己陶酔の特徴です。でも、悪いことでしょうか?
違いますよね。誰だって、褒められたら嬉しい。認められたら幸せ。その気持ちが、ちょっと強いだけ。
なぜ強いのか。それは、普段、自分で自分を認められていないから。他人からの承認で、心の穴を埋めようとしているんです。
30歳の男性が、涙ながらに語ってくれました。
「僕、褒められないと不安になるんです。『本当に愛されてるのかな』って。それが、彼女を疲れさせてしまった。でも、コントロールできないんです」
彼の苦しみ、伝わってきますよね。
SNSで自己演出する理由
インスタグラム、ツイッター、フェイスブック。キラキラした投稿。完璧な自分。理想の生活。
「リア充アピールうざい」って思ったことありますか?
でも、その裏を見てください。その人は、「こう見られたい」という理想の自分を、必死に演じているんです。
なぜ?
現実の自分に、自信がないから。ありのままの自分を、愛せないから。だから、「理想の自分」を見せることで、承認を得ようとする。
SNSは、自己陶酔の舞台。でも同時に、「認めてほしい」という叫びの場所でもあるんです。
私自身、25歳の頃、SNSに完璧な自分ばかり投稿していました。でも本当は、不安でいっぱいだった。「いいね」の数で、自分の価値を測っていた。今思えば、寂しかったんです。
自信満々に見えて、実は傷つきやすい
これが、自己陶酔する人の最大の特徴かもしれません。
表面上は自信満々。堂々としている。でも、批判されると、深く傷つく。注意されると、落ち込む。プライドが高くて、でも心は脆い。
矛盾していますよね。でも、これが真実なんです。
自信があるように見せているのは、防御。本当は、自信がないから、強がっている。鎧を着て、弱い自分を守っているんです。
33歳の女性が言っていました。
「元カレは、いつも自信満々でした。でもある日、仕事で失敗したとき、子供のように泣いたんです。『俺はダメな人間だ』って。そのとき、初めて彼の本当の姿を見た気がしました」
強がりの裏には、弱さがある。それを忘れないでください。
恋愛で主導権を握りたがる理由
デートプランは自分が決める。レストランも、映画も、全部自分で選ぶ。相手の意見は聞くけど、最終的には自分の意思を通す。
コントロールしたがる。主導権を握りたがる。
これも、不安の表れなんです。
「自分がリードしていないと、関係が崩れる」という恐怖。「相手に任せたら、見捨てられる」という不安。だから、必死にコントロールしようとする。
でも、愛されたい気持ちは本物です。ただ、その表現方法が、少し歪んでいるだけ。
自己陶酔する人の心の奥にあるもの
ここまで読んで、気づきませんか?
自己陶酔する人は、決して自分が大好きなわけじゃない。むしろ、逆なんです。
承認欲求が強い理由
「認められたい」「褒められたい」「愛されたい」。この欲求が、人一倍強い。
なぜ?
幼少期に、十分な愛情を受けられなかったから。褒められた経験が少ないから。認められた記憶がないから。
だから大人になって、他人からの承認で、心の穴を埋めようとする。終わりのない旅。満たされない渇き。
でも、それは彼らのせいじゃありません。環境が、そうさせたんです。
自己肯定感が低い真実
自信があるように見えて、実は自己肯定感が低い。これが、自己陶酔の本質です。
「ありのままの自分」を愛せない。だから、「理想の自分」を演じる。「すごい自分」を見せる。その演技で、なんとか自分を保っている。
疲れますよね。演じ続けるのは。でも、やめられない。演じるのをやめたら、「価値のない自分」が露呈してしまうから。
31歳の男性が、こう言っていました。
「ずっと、『できる男』を演じてきました。でも、本当は自信なんてなかった。いつバレるか、いつ見捨てられるか、ずっと怖かった」
その恐怖、想像してみてください。どれだけ辛いか。
過去の成功体験に依存する心理
「昔はモテた」「前の会社では評価されていた」「学生時代は人気者だった」。
過去の栄光にすがる。それも、自己陶酔の特徴です。
でも、これも理解できませんか?今、満たされていないから、過去の成功を何度も思い出す。あの時の自分は輝いていた。あの時は愛されていた。その記憶が、唯一の心の支えなんです。
ちょっと面白い小ネタ:ナルシスの神話
ギリシャ神話に、ナルキッソスという美少年の話があります。彼は自分の姿に恋をして、水面に映る自分を見つめ続け、最後には花になってしまった。これが「ナルシシズム(自己陶酔)」の語源です。
でも、よく考えてください。ナルキッソスは、本当に自分が好きだったのでしょうか?
違います。彼は、「愛されること」に飢えていたんです。他者から愛されたことがなかったから、せめて自分だけでも自分を愛そうとした。それが、悲劇になってしまった。
自己陶酔は、実は「愛の欠乏」の表れなのかもしれません。
恋愛で自己陶酔する人と出会ったら
さて、もしあなたが恋愛で自己陶酔する人と出会ったら、どうすればいいのでしょうか?
否定しないでください
まず、大切なこと。彼らを否定しないでください。
「あなた、自己中だよね」「ナルシストすぎ」「うざい」。こういう言葉は、彼らを深く傷つけます。
なぜなら、彼ら自身が、一番それを恐れているから。「自分は価値がない」と思われることを、何より恐れている。
だから、否定ではなく、理解を。批判ではなく、共感を。
「あなたは、認められたいんだね」「寂しかったんだね」。そう言ってあげてください。
境界線を保つ大切さ
でも、全てを受け入れる必要はありません。あなた自身を守ることも大切です。
境界線を保つこと。自分の意見を持つこと。依存されすぎないこと。
「あなたのことは大切だけど、私には私の人生がある」。この姿勢を忘れないでください。
相手の承認欲求を満たしすぎると、あなたが「承認マシン」になってしまいます。それは、あなたにとっても、相手にとっても、健全じゃない。
適度な距離。それが、2人を守ります。
褒めるポイントを選ぶ
彼らは、褒められることを求めています。でも、何でもかんでも褒めればいいわけじゃない。
褒めるべきは、「努力」と「行動」です。
「すごい」じゃなくて、「頑張ったね」。「かっこいい」じゃなくて、「その選択、良いと思う」。
結果じゃなく、プロセスを褒める。外見じゃなく、内面を褒める。
そうすることで、彼らの自己肯定感は、少しずつ健全に育っていきます。
事実で伝えるコミュニケーション
もし、彼らの行動で傷ついたら、どう伝えればいいか。
否定ではなく、「事実」で伝えてください。
「あなたって自己中」じゃなくて、「私は、こう感じたよ」。
「いつも自分の話ばかり」じゃなくて、「もっとあなたの気持ちも聞きたいな」。
主語を「私」にする。これが、相手を傷つけずに、気持ちを伝える方法です。
27歳の女性が、こう言っていました。
「彼に『私は、もっとあなたの本音が聞きたい』って伝えたんです。そしたら彼、泣いて。『誰も、本当の俺に興味なんてないと思ってた』って。その日から、彼は変わり始めました」
自己陶酔する自分に気づいたら
もし、あなた自身が「自己陶酔しているかも」と思ったら。
大丈夫です。気づけたこと自体が、素晴らしい第一歩です。
ありのままの自分を愛する練習
自己陶酔の根っこにあるのは、「ありのままの自分を愛せない」こと。
だから、練習しましょう。ありのままの自分を、少しずつ認める練習を。
完璧じゃなくていい。失敗してもいい。弱くてもいい。そんな自分を、「それでもいいよ」って抱きしめてあげてください。
毎朝、鏡を見て、「今日もよく頑張ってるね」って言ってあげる。小さな成功を、自分で褒めてあげる。
これが、健全な自己愛を育てる第一歩です。
他人の承認より、自分の承認
「いいね」の数、褒め言葉、他人からの評価。それで自分の価値を測るのは、もうやめましょう。
他人の承認は、不安定です。いつ得られるかわからない。いつ失うかもわからない。
でも、自分の承認は、いつでもそこにあります。自分で自分を認める。それが、一番確実な幸せです。
私自身、30歳を過ぎてから、この大切さに気づきました。「いいね」を追いかけるのをやめて、自分の心に正直に生きる。その選択が、私を楽にしてくれました。
弱さを見せる勇気
強がらなくていいんです。完璧を演じなくていいんです。
弱さを見せること。それが、本当の強さです。
「実は、不安なんだ」「自信がないんだ」「怖いんだ」。そう言える人が、本当に勇気がある人です。
弱さを見せたとき、本物の繋がりが生まれます。演技じゃない、本当の自分で愛される。それが、一番幸せな恋愛です。
実際にあった、心温まるストーリー
35歳の男性の話をします。彼は、典型的な自己陶酔タイプでした。
いつも自分の話ばかり。武勇伝、成功体験。SNSもキラキラ投稿ばかり。褒められないと不機嫌。デートも全部自分が決める。
29歳の彼女は、最初は魅力的だと思っていました。自信がある。リードしてくれる。かっこいい。
でも、付き合って3ヶ月。疲れてきました。自分の話を聞いてもらえない。褒め続けるのに疲れた。「私、彼の承認マシンになってる」って。
ある日、彼女は正直に言いました。
「私、疲れちゃった。もっと対等な関係がいい。あなたの本当の気持ちが聞きたい」
彼は、最初は怒りました。「俺のどこが不満なんだ」って。
でも彼女は、優しく言いました。
「不満じゃない。ただ、もっとあなたを知りたい。強がってる裏の、本当のあなたを」
その言葉に、彼は崩れ落ちました。涙が止まらなくなりました。
「ずっと、強い自分を演じてた。弱いところを見せたら、捨てられると思ってた。でも、もう疲れた。本当の俺は、自信なんてないんだ」
彼女は、泣いている彼を抱きしめました。
「それでいいよ。弱くても、不安でも、それがあなたでしょ。そのあなたが好きだよ」
その日から、2人の関係は変わりました。彼は、強がるのをやめました。弱さを見せるようになりました。彼女の話も、ちゃんと聞くようになりました。
1年後、彼はプロポーズしました。
「君に出会って、本当の自分でいられるようになった。ありがとう」
彼女は、涙を流しながら頷きました。
今、2人は結婚して幸せに暮らしています。彼は、もう自己陶酔していません。健全な自己愛を持った、素敵な夫になっています。
コメント