好きな人に、つい意地悪してしまう。優しくしたいのに、冷たい言葉が出てしまう。そんな自分に落ち込んでいませんか?
大丈夫です。あなたは決して、おかしくありません。むしろ、それはあなたの心が一生懸命に何かを守ろうとしている証拠なんです。
今日は、好きな人に意地悪してしまう女性の心理について、一緒に考えていきましょう。そして、その行動を責めるのではなく、理解し、受け入れ、そして少しずつ変えていく方法をお話しします。あなたらしい恋愛ができるように、私が全力でサポートしますね。
意地悪してしまう自分を、まず認めてあげよう
まず最初に、あなたに伝えたいことがあります。好きな人に意地悪してしまう自分を、責めないでください。
私も恋愛カウンセラーになる前、まさに同じことで悩んでいました。24歳のとき、職場で出会った男性に恋をしました。彼は優しくて、いつも笑顔で、誰にでも親切な人。私は毎日、彼のことばかり考えていました。
朝起きたら「今日も会えるかな」とドキドキする。電車に乗りながら「今日はどんな話をしようかな」と考える。でも、いざ彼の前に立つと、私の口から出てくるのは冷たい言葉ばかりでした。
「そんな仕事のやり方じゃダメだよ」「もっとちゃんとしてよ」。彼が「おはよう」と笑顔で声をかけてくれても、「うん」と素っ気なく返してしまう。本当は「おはよう!今日もいい天気だね!」と明るく返したかったのに。
家に帰って、ベッドに倒れ込みながら、私は自分を責めました。「なんであんな言い方しちゃったんだろう」「彼、私のこと嫌いになっちゃうよ」。涙が止まりませんでした。
でも、今ならわかります。あれは、私が弱かったからじゃない。むしろ、私の心が必死に私を守ろうとしていたんだって。
あなたの意地悪は、実は愛の裏返しなんです
好きな人に意地悪してしまう理由。それは、あなたの心が「傷つきたくない」と必死に叫んでいるからなんです。
想像してみてください。あなたの心は、ガラスのコップのようなものです。透明で、美しいけれど、とても壊れやすい。そのコップの中には、大切な宝物が入っている。それが、あなたの「好き」という気持ちです。
素直に「好き」と伝えることは、そのガラスのコップを、相手に差し出すようなものです。もし落とされたら、壊れてしまう。中の宝物も、バラバラになってしまう。だから、怖いんです。
だから、あなたは意地悪という鎧を着るんです。「私、別にあなたのこと好きじゃないし」という態度で、自分を守ろうとする。これは、とても自然な防衛反応なんですよ。
私がカウンセリングで出会った27歳の女性の話をさせてください。彼女は、大学時代の友人に恋をしていました。でも、彼の前ではいつも意地悪な態度をとってしまっていたんです。
グループで遊びに行くとき、彼が「何食べたい?」と聞いても、「別に何でもいい」とそっけなく答える。彼が新しい服を着てきても、「似合ってないね」と言ってしまう。本当は「すごく似合ってる!かっこいい!」と言いたかったのに。
カウンセリングで、彼女は泣きながら言いました。「私、どうしてこんなことしちゃうんですか。本当は優しくしたいのに。好きって言いたいのに」。
私は彼女に言いました。「あなたは悪くないよ。あなたの心は、今まで傷ついてきた経験から、自分を守ろうとしているだけ。それは、あなたが自分を大切にしている証拠なんだよ」と。
彼女の目から、涙がポロポロとこぼれました。でも、その涙は悲しみだけじゃなかった。「認めてもらえた」という安堵の涙でもあったんです。
注目を引きたい、でもそれは悪いことじゃない
好きな人に意地悪してしまう理由の一つに、「注目を引きたい」という気持ちがあります。
「見てほしい」「気づいてほしい」「私のことを考えてほしい」。この欲求は、とても自然で、むしろ健康的なものなんです。
でも、多くの女性は「注目を引きたいなんて、わがままだ」「迷惑をかけちゃいけない」と自分を抑えてしまいます。だから、素直に「見て」と言えずに、意地悪という形で注目を引こうとしてしまうんです。
私が知っている22歳の女性の話です。彼女は高校時代、好きなクラスメートにいつも意地悪をしていました。彼が発表すると、「え、それだけ?」と冷たく言ってしまう。彼がテストでいい点を取っても、「まぐれでしょ」と言ってしまう。
でも、実は彼女の心の中では、「すごいね!」「頑張ったね!」と叫んでいました。彼女は家に帰ると、日記に書いていたそうです。「今日も彼に意地悪しちゃった。本当は褒めたかったのに。彼の頑張りを認めたかったのに」と。
なぜ彼女は意地悪してしまったのか。それは、「普通に褒めても、他の人と同じになっちゃう」という恐れがあったからです。クラスの女子たちも、みんな彼を褒めていました。その中に埋もれたくなかった。特別な存在になりたかった。
だから、あえて意地悪することで、「他の女子とは違う、特別な関係」を築こうとしていたんです。これは、とても一生懸命な、愛の表現だったんですね。
照れくささは、あなたの純粋さの証
好きな人の前で素直になれない。それは、あなたが純粋だからです。
本当に好きだからこそ、照れてしまう。本気だからこそ、緊張してしまう。これは、決して悪いことじゃありません。むしろ、あなたの感情が本物である証拠なんです。
私自身の経験をもう少し詳しくお話しします。先ほど話した職場の彼のこと、覚えていますか?私は彼の前でいつも意地悪でした。でも、ある日、彼が風邪で休んだんです。
その日、私は仕事が手につきませんでした。彼の机を見るたびに、「大丈夫かな」「つらいかな」と心配で仕方がない。お昼休み、私はコンビニで風邪薬と栄養ドリンクを買いました。「届けようか」と思ったんです。
でも、彼の家の前まで行って、私は引き返してしまいました。チャイムを押す勇気が出なかった。「意地悪ばかりしてる私が、急に優しいことしたら、おかしいよね」「驚かれるかな」「迷惑かな」。そんな不安でいっぱいになってしまったんです。
結局、私は匿名で彼の郵便受けに薬とメモを入れました。「お大事に」とだけ書いて。翌日、元気に出社してきた彼は、「誰かが薬くれたんだよ。優しい人がいるもんだね」と嬉しそうに話していました。
私は、心の中で「それ、私なんだけどな」と思いながら、「へー、よかったね」とそっけなく言いました。今思えば、なんて不器用だったんだろうと笑えます。でも、あの時の私は、本当に精一杯だったんです。
もし今、照れくささで素直になれないあなたがいたら、伝えたい。その照れくささは、あなたの気持ちが本物だからこそ。偽りの感情なら、照れることもないんです。自分の純粋さを、誇っていいんですよ。
嫉妬は、愛情の温度計です
好きな人が他の女性と楽しそうに話していると、胸がギュッと痛くなる。そして、つい冷たい態度をとってしまう。
嫉妬って、悪い感情だと思われがちですよね。でも、実は嫉妬は「愛情の温度計」なんです。嫉妬するということは、それだけ相手を大切に思っているということなんです。
29歳の女性の話をさせてください。彼女は職場の後輩男性に恋をしていました。彼は人気者で、いつも女性社員に囲まれていました。
ある日、彼が新入社員の女性と楽しそうに話しているのを見てしまった彼女。その瞬間、胸が締め付けられるような痛みを感じました。そして、その日の午後、彼が仕事の相談に来たとき、彼女は冷たく突き放してしまったんです。
「忙しいから後にして」と。彼の困った顔を見て、彼女は自己嫌悪に陥りました。「なんで冷たくしちゃったんだろう」「彼は何も悪くないのに」。
でも、これは彼女が彼を大切に思っているからこその反応だったんです。どうでもいい人なら、嫉妬もしません。大切だからこそ、失いたくないからこそ、嫉妬してしまうんです。
嫉妬は悪い感情じゃありません。それは、あなたの愛情が深い証拠。ただ、その表現方法を少し変えていけばいいだけなんです。
面白い小話:意地悪しすぎて本当に嫌われたと思った話
ここで、ちょっとクスッと笑える話を一つ。私の友人の話です。
彼女は大学時代、好きな男性にいつも意地悪していました。彼がプレゼンをすると批判し、彼が髪型を変えると「前の方がよかった」と言い、彼が新しいバイトを始めると「大変そうだね」と冷たく言う。
ある日、彼女の誕生日でした。彼を含むグループで食事に行く予定でしたが、彼からメッセージが。「ごめん、今日行けなくなった」と。
彼女はショックで泣きました。「私、意地悪しすぎて本当に嫌われたんだ」と。でも、その30分後、彼が現れたんです。両手に大きなケーキを持って。
「サプライズのつもりだったんだけど、ケーキ受け取るのに時間かかっちゃって」と笑顔の彼。彼女は驚きと嬉しさで、涙が止まりませんでした。
「君、いつも厳しいこと言うけど、それって僕のことちゃんと見てくれてるってことだよね。だから嬉しいんだ」と彼は言ったそうです。
彼女の意地悪は、実は彼にちゃんと届いていたんです。この話を聞いて私は思いました。意地悪も、時には愛情として伝わることがあるんだなって。でも、それに甘えずに、もっと素直になれたら、もっと幸せになれるんだろうなとも思いました。
甘えたい気持ちを、恥ずかしがらないで
意地悪の裏には、実は「甘えたい」という気持ちが隠れていることが多いんです。
「頼りたい」「支えてほしい」「優しくしてほしい」。でも、そんな弱い自分を見せることが怖くて、逆に強がってしまう。意地悪という鎧で、弱い自分を隠してしまうんです。
26歳の女性の体験談です。彼女は職場の先輩に恋をしていました。先輩は頼りがいがあって、いつも的確なアドバイスをくれる人。彼女は、その先輩に甘えたかった。でも、「甘える」ことは「弱い」ことだと思い込んでいました。
だから、先輩が「大丈夫?手伝おうか?」と優しく声をかけてくれても、「大丈夫です。一人でできます」と突き放してしまう。本当は「助けてください」と言いたかったのに。
ある日、彼女は仕事でミスをして、残業が確定しました。疲れていたし、もう限界でした。先輩が「手伝うよ」と言ってくれたとき、彼女はいつものように「大丈夫です」と言いかけました。
でも、その時、涙が出てしまったんです。我慢していた感情が溢れ出してしまった。「ごめんなさい。本当は、助けてほしかったんです」と。
先輩は優しく微笑んで、「そうだよね。一人で頑張りすぎだったもんね」と言って、一緒に残業してくれました。その夜、二人で仕事を終えて、帰り道を歩きながら、彼女は初めて素直な自分でいられました。
それから2週間後、先輩から告白されたそうです。「君が弱いところも見せてくれて、嬉しかった。本当の君を知れた気がして、もっと好きになった」と。
甘えることは弱さじゃありません。相手を信頼している証拠です。そして、その信頼こそが、深い関係を築く第一歩なんです。
素直になるための、小さな一歩
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。「じゃあ、どうすれば素直になれるの?」と思っていますよね。
大丈夫です。いきなり完璧に素直になる必要はありません。小さな一歩から始めればいいんです。
私が実践して効果があった方法を教えますね。それは、「一日一回、優しい言葉を言う」というルールです。
例えば、好きな人が「おはよう」と言ってくれたら、いつもなら「うん」とそっけなく返すところを、「おはよう。今日もいい天気だね」と一言付け加える。たったこれだけです。
最初は恥ずかしいと思います。心臓がドキドキするかもしれません。でも、その一言が、関係を変える魔法になるんです。
私が実際にやったとき、職場の彼は驚いた顔をしました。でも、すぐに嬉しそうに笑って、「そうだね!今日は気持ちいいよね」と返してくれました。その笑顔を見て、私は思いました。「ああ、素直になるって、こんなに素敵なことなんだ」と。
それから、少しずつ、優しい言葉を増やしていきました。「そのネクタイ、似合ってるね」「お疲れ様。今日も頑張ったね」。小さな優しさを、毎日積み重ねていきました。
3ヶ月後、彼が私にこう言ってくれました。「最近、君とよく話すようになったね。実は前から君のこと気になってたんだけど、なんか近づきにくくて。でも最近、話しやすくなって嬉しい」と。
そして、その1ヶ月後、私たちは付き合い始めました。意地悪ばかりしていた私が、少しずつ素直になることで、夢のような恋が叶ったんです。
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