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「浮気症のイケメン」と「一途なブサイク」、あなたならどちらを選びますか

「浮気症のイケメン」と「一途なブサイク」、あなたならどちらを選びますか。こんな質問を友達から投げかけられたこと、ありませんか。飲み会の席で盛り上がる話題だったり、恋愛トークで必ず出てくる永遠のテーマだったり。でも実は、この質問って、私たちの恋愛観の深いところに触れているんですよね。

正直に言うと、私も若い頃はこの質問に真剣に悩んだことがあります。どちらを選ぶかで、自分がどんな恋愛を求めているのかが分かる気がして。でも今思えば、この質問自体が実はちょっと歪んでいるんです。その理由も含めて、今日は一緒に考えていきたいと思います。

きっとこの記事を読み終わる頃には、あなた自身の本当の気持ちや、これから大切にしたい恋愛の形が見えてくるはずです。焦らずゆっくり、一緒に考えていきましょう。

華やかだけど不安な日々を選ぶということ

「浮気症のイケメン」を選ぶって、どういうことなのでしょう。表面的には、誰もが振り返るような素敵な彼氏と一緒に歩く自分、羨ましがられる存在になれる自分。そんなキラキラした恋愛を想像しますよね。

でも実際は、それと引き換えに「絶対的な不安」を抱えながら生きていくことになります。この選択をする女性たちの心理には、いくつかの共通点があるんです。

まず一つ目は、承認欲求の充足です。「あんなに素敵な彼が、たくさんいる女性の中から私を選んでくれた」という事実が、自分の価値を証明してくれるような気がする。周りから「いい彼氏だね」「羨ましい」って言われると、なんだか自分まで価値が上がったような錯覚に陥るんです。

二つ目は、刺激と優越感。注目を集める彼と一緒にいると、自分もスポットライトを浴びているような気分になれます。友達とカフェにいても、彼と手を繋いで歩いているだけで周りの視線を感じる。それがちょっとした快感になってしまうんですよね。

そして三つ目、これが一番厄介なのですが「自分だけは別」という過信です。「他の女性には浮気するかもしれないけど、私だけは特別。私の愛情で彼を変えられる」そう信じてしまうんです。まるで自分が特別なヒロインになったような、そんな気持ちになってしまう。

ある女性の話を聞いたことがあります。彼女は20代後半で、本当に絵に描いたようなイケメンで社交的な男性と付き合っていました。デートはいつもインスタ映えする素敵な場所。贈り物も豪華で、周りから見たら完璧なカップルに見えたはずです。

彼女自身も最初は幸せでした。「彼と一緒にいると、世界の中心にいるようで幸せだった。他の女の子に嫉妬されることすら快感だった」と当時を振り返ります。友達から羨ましがられることも、彼女にとっては誇らしいことでした。

でも現実は、想像以上に厳しかったそうです。彼のスマホには常に複数の女性からメッセージが届いていました。「友達だよ」「仕事関係だよ」彼はそう言いますが、その言葉を信じきれない自分がいる。夜遅くまで連絡が取れない日、SNSに知らない女性と写っている投稿を見つけた日。そんな日は、胃がキリキリと痛みました。

浮気が発覚したこともありました。そのたびに繰り広げられる壮絶な喧嘩。彼は謝ります、言い訳をします、そして巧みに許してもらおうとします。「君が一番大切なんだ」「もう二度としない」その言葉を信じたい気持ちと、また裏切られるんじゃないかという恐怖が、いつも心の中で戦っていました。

やがて彼女は気づきました。自分が彼のことを「好き」という気持ちより、「監視」する疲れの方が大きくなっていることに。彼の帰りを待つ夜の不安、スマホをチェックしたい衝動、SNSを隅々まで確認する習慣。それらすべてに心がすり減っていきました。

結局、彼女は別れを選びました。「あんなにキラキラした恋愛だったのに、気づいたら自分が一番みじめだった」そう語る彼女の言葉が、今も忘れられません。

この話から分かるのは、イケメンであることと浮気性は本来無関係だということ。でもこの設定では「選択肢の多さ」が問題なんです。モテる男性は、それだけ誘惑も多い。そして誘惑に負けやすい性格の人なら、その環境は最悪の組み合わせになってしまいます。

彼との恋愛は「二人で共有するもの」ではなく「他の誰かと奪い合うもの」になってしまう。これって本当に幸せな恋愛と言えるでしょうか。

安心だけど物足りないかもしれない選択

では逆に「一途なブサメン」を選ぶとどうなるのでしょう。ここで言う「ブサメン」というのは、単純に外見の話だけじゃないんです。むしろ「社会的にあまりモテない、地味な印象の男性」という意味だと思ってください。

この選択をする女性たちの心理も見てみましょう。一番大きいのは、安心と安全を求める気持ちです。浮気の心配をしなくていい、自分を最優先にしてくれる。そんな安心感は、恋愛において本当に大切なものですよね。

もう一つは、内面を重視する価値観です。外見よりも性格、優しさ、自分を大切にしてくれるかどうか。そういった本質的なものを恋愛の基準に置いている人は、この選択をすることが多いんです。

30代前半の女性の話が印象的でした。彼女の彼氏は、周囲から正直に言えば「イマイチだね」と言われることもある男性でした。背も高くない、ファッションセンスも特別良いわけじゃない、話し方も少し不器用。

彼は決してロマンチックなタイプではありませんでした。サプライズも得意じゃないし、甘い言葉をささやくこともない。でも彼女の体調が悪いときには、必ず仕事帰りにお粥を買ってきてくれました。彼女が仕事で疲れて愚痴をこぼしたいときは、何時間でも黙って聞いてくれました。

彼女も最初から順風満帆だったわけではありません。デート中、ふと「もっとカッコいい人と付き合えたかも」という思いがよぎることもあったそうです。友達カップルと一緒に集まったとき、他の人の彼氏と比べて、自分の彼氏の見た目や振る舞いが地味に映って、少し恥ずかしく感じたことも。

正直、彼女の気持ちって理解できませんか。私たちは完璧な人間じゃないから、そういう気持ちになってしまうこともあるんですよね。それを認めることも大切だと思います。

でも時間が経つにつれて、彼女の気持ちは変わっていきました。彼の一途で誠実な愛に触れるうちに、見た目への劣等感なんて本当にちっぽけなものだと気づいたんです。「この人こそが宝だ」と心から思えるようになったと言います。

彼女が特に印象的だったエピソードを話してくれました。彼女が仕事で大きなミスをして落ち込んでいたとき、彼は何も言わずにただそばにいてくれたそうです。励ましの言葉も、アドバイスもない。ただ黙って手を握っていてくれた。その温もりが、どんな言葉よりも心に染みたと。

「カッコいい彼氏と付き合ってた友達は、今は誰も幸せそうじゃない。みんな浮気されたり、大事にされなかったり。私の彼は地味かもしれないけど、毎日私のことを一番に考えてくれる。それってどれだけ贅沢なことか、やっと分かった」彼女のその言葉には、深い実感がこもっていました。

ただ正直に言えば、この選択にもデメリットはあります。外見へのコンプレックスを完全に消すのは難しいかもしれません。友達に彼氏を紹介するとき、少し気後れしてしまうこともあるかもしれない。恋愛における「優越感」や「虚栄心」は満たされにくいでしょう。

でも考えてみてください。その虚栄心って、本当にあなたを幸せにしてくれるものでしょうか。

この二択が教えてくれること

ここまで読んで、あなたはどう感じましたか。「やっぱり一途な人がいいな」と思いましたか。それとも「でもやっぱりカッコいい人がいいな」と思いましたか。

実は、この質問自体に大きな問題があるんです。それは「外見的魅力」と「誠実さ」がトレードオフの関係にあるという、非常に歪んだ前提に立っているということ。

現実を見てください。イケメンにも、一途で誠実な男性はたくさんいます。見た目が素敵で、しかも浮気なんて考えたこともない、パートナー一筋の男性。そういう人、あなたの周りにもいませんか。

逆に、いわゆる「ブサメン」にも、浮気性の男性は存在します。見た目は地味でも、女性関係がだらしない人もいます。外見と内面は、必ずしも比例しないんです。

この質問の本当の意味は何でしょう。それは「あなたは何を最優先にしてパートナーを選ぶのか」を自分に問いかけることなんです。

もしあなたが、多少の不安や嫉妬を抱えても、刺激的で華やかな恋愛を求めているなら。人から羨ましがられることに価値を感じるなら。「浮気症のイケメン」という選択肢もあり得るかもしれません。ただし、その代償は決して小さくないことを覚悟する必要があります。

逆に、平穏で安定した愛情を何より大切にするなら。外見よりも自分を大切にしてくれる人を求めているなら。「一途なブサメン」は現実的な選択肢になります。ただし、周りの目や虚栄心と戦う覚悟も必要かもしれません。

でもね、本当に幸せな恋愛って、こんな二択じゃないんですよ。

あなたが本当に求めているもの

ここで少し、深呼吸してみてください。そして自分の心に正直に聞いてみてほしいんです。「私は本当は、どんな恋愛がしたいんだろう」って。

きっと答えは、こんな極端な二択のどちらかじゃないはずです。あなたが本当に求めているのは、自分が「いいな」と思える外見の人で、しかも誠実で優しい人。そんな人じゃないでしょうか。

「そんな完璧な人いるわけない」って思いました? でも待ってください。完璧な人じゃなくていいんです。あなたにとって「いいな」と思える程度でいい。世間一般のイケメンじゃなくても、あなたが好きだと思える顔、雰囲気、それで十分なんです。

大切なのは、自分の基準で選ぶこと。周りがどう思うかじゃなく、あなた自身がどう感じるか。友達に羨ましがられるかどうかじゃなく、あなた自身が安心して愛せるかどうか。

この二項対立に惑わされないでください。「浮気症のイケメン」か「一途なブサメン」かではなく、「誠実で、自分が素敵だと思える人」を探せばいいんです。

そしてもう一つ、とても大切なことがあります。それは、あなた自身の自己肯定感を高めることです。

なぜ「浮気症のイケメン」を選んでしまう人がいるのか。それは「そんな素敵な彼に選ばれる自分」に価値を感じてしまうから。つまり、自分の価値を相手の魅力で測ろうとしているんです。

でも考えてみてください。あなたの価値は、誰と付き合っているかで決まるものでしょうか。違いますよね。あなたはあなた自身で、すでに十分価値のある存在なんです。

カッコいい人と付き合っているから価値があるんじゃない。優しい人に愛されているから価値があるんじゃない。あなたがあなたであるということ、それ自体に価値があるんです。

この自己肯定感がしっかりしていれば、変な二択に惑わされることもありません。「周りからどう見られるか」ではなく「自分がどう感じるか」を基準に選べるようになります。

恋愛は、あなたの価値を証明する手段じゃありません。幸せになるための、人生を豊かにするための、一つの要素です。主役はあなた自身。恋愛はあなたの人生をより良くする脇役なんです。

これからのあなたの恋愛のために

では、これから恋愛をするあなたに、少しアドバイスをさせてください。

まず、外見も内面も、どちらも大切だということを認めましょう。「外見なんてどうでもいい」と無理に思う必要はありません。人間は視覚的な生き物ですから、外見に惹かれるのは自然なことです。

でも同時に、外見だけで選んでしまうことのリスクも知っておいてください。見た目がタイプでも、価値観が合わない、優しくない、自分を大切にしてくれない。そんな相手との恋愛は、長続きしません。

理想を言えば、あなたが「素敵だな」と思える程度の外見で、かつ誠実で優しい人。そういう人を探してください。完璧なイケメンじゃなくていいんです。あなたの「好き」の範囲内で、誠実な人を見つければいい。

そして焦らないでください。恋愛は競争じゃありません。友達が素敵な彼氏を見つけたからって、あなたも急いで誰かを見つける必要はないんです。本当に大切な人との出会いは、急いでも来ません。ゆっくり待って、じっくり見極めて、慎重に選んでいいんです。

もし今、「浮気症のイケメン」タイプの人に惹かれているなら、少し立ち止まって考えてみてください。その人の何が好きですか。見た目だけじゃないですか。周りから羨ましがられたいだけじゃないですか。その人と一緒にいて、本当に心が安らぎますか。

逆に、誠実だけど見た目がイマイチな人がいるなら、もう一度よく見てみてください。本当に魅力がないですか。それとも、先入観で見ていませんか。その人の優しさ、誠実さ、あなたを大切にしてくれる気持ち。それらはあなたにとって、本当に価値がないものでしょうか。

でも、やっぱり外見も大事だと感じるなら、それも正直に認めていいんです。無理に妥協する必要はありません。ただ、極端な二択じゃなく、バランスの取れた選択を目指してください。

一番避けてほしいのは、自分を犠牲にする恋愛です。「浮気症のイケメン」を選んで、毎日不安に怯えながら過ごす。それは幸せじゃありません。逆に、見た目が本当に受け入れられない人と無理に付き合って、劣等感に苦しむ。それも幸せじゃありません。

あなたが心から「この人といると幸せだな」と思える人。見た目も性格も、全部含めて「好きだな」と思える人。そういう人を探してください。

そしてもう一つ、覚えておいてほしいことがあります。相手を変えようとしないこと。「浮気症だけど、私の愛で変えられる」なんて思わないこと。人は簡単には変わりません。最初から、あなたが受け入れられる人を選んでください。

恋愛は、「こうなってほしい」という期待を抱くものではなく、「今のままでいい」と思える人と築くものです。

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