デートの予定を立てようとするたびに、「どこでもいいよ」「任せるわ」という言葉が返ってくる。最初のうちは「私に任せてくれるなんて、信頼されてるのかな」と前向きに捉えていたかもしれません。でも、それが続くと、だんだんモヤモヤが募ってきますよね。
「私だって考えるの疲れるよ」「たまには連れて行ってほしいな」そんな気持ちを飲み込みながら、また一人でスマホを開いてデートスポットを検索する。その繰り返しに、ふと「本当に私のこと好きなのかな」って不安になってしまう。そんな経験、ありませんか。
デートプランを丸投げしてくる彼氏に対して、あなたがイライラしたり、悲しくなったりするのは、とても自然な感情です。だって、デートを一緒に考えるって、二人の時間を大切にしているという愛情表現の一つですもの。それを一方的に任されると、「私だけが頑張っているのかな」って寂しくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。彼がデートプランを考えてくれないからといって、それがイコール「愛がない」とは限らないんです。男性の心理って、私たち女性が想像するよりも複雑で、時には不器用なもの。今日は、その心理を紐解きながら、あなたが抱えているモヤモヤを少しでも軽くして、二人の関係をもっと良くするためのヒントをお伝えしていきますね。
まず知っておいてほしいのは、デートプランを丸投げする男性の背景には、いくつかのパターンがあるということです。一番多いのが、実は「完璧主義」からくる恐怖心。意外かもしれませんが、彼は失敗したくないんです。
頑張ってプランを立てても、もしあなたが楽しめなかったらどうしよう。期待外れだったらがっかりさせちゃうかもしれない。そんなプレッシャーを感じて、「だったら、彼女が一番行きたいところに行くのがベストだよね」という結論に至っているんです。
これって、ある意味あなたを大切に思っているからこその行動なんですよね。あなたの満足を最優先したいという気持ちが、逆に「丸投げ」という形になってしまっている。本人に悪気はないどころか、むしろ良かれと思ってやっていることもあるんです。
それから、過去の経験がトラウマになっているケースもあります。以前、一生懸命考えたデートプランに対して、あなたが少しでも不満を示したことはありませんでしたか。「もっとこうしてほしかったな」とか、「ここじゃなくてあっちが良かった」とか。
もちろん、あなたに悪気はなかったと思います。ただ正直な感想を言っただけ。でも、男性って想像以上に傷つきやすいんです。一度失敗したという記憶が強く残ってしまって、「どうせ考えても文句が出るなら、最初から任せた方が平和だ」と諦めてしまうこともあるんですよ。
次のパターンは、「どこでもいい」が本心のタイプ。これ、女性には理解しにくいかもしれませんが、本当に場所にこだわりがない男性って結構いるんです。彼にとって大切なのは「あなたと一緒にいること」そのもの。カフェでも映画館でも公園でも、正直どこだっていい。ただあなたと時間を過ごせるなら、それで十分幸せなんです。
こういうタイプの男性は、悪気が全くありません。むしろ、あなたとの時間を何よりも大切に思っているんです。ただ、それを表現する方法が下手なだけ。「どこでもいい」という言葉の裏には、「君といられるなら、場所なんて関係ない」という気持ちが隠れていることもあるんですよ。
それから、単純に「デートの引き出し」が少ないタイプもいます。普段から自分の趣味や仕事以外のことにあまり興味がなくて、おしゃれなカフェとか話題のスポットとか、そういう情報をまったく持っていない。特に女性が好きそうな場所については、何を提案すればいいのか本当に分からないんです。
こういう男性は、決してやる気がないわけじゃないんです。ただ、どこから手をつけていいか分からなくて、結局「任せた」という逃げ道を選んでしまう。情報収集が苦手なだけで、デートそのものを楽しみにしていないわけではないんですよね。
そして、残念ながら存在するのが、「甘え」や「慢心」のタイプ。あなたがプランニング能力が高いことを知っていて、全面的に甘えている。「どうせやってくれるだろう」という無意識の依存です。付き合いが長くなって、努力しなくても関係が続くという安心感から、デートへの労力をかけなくなってしまっている。
このタイプは、正直言って少し問題があります。でも、すぐに「愛情がない」と決めつけるのは早いです。ただ単に、関係に慣れてしまって、初心を忘れているだけかもしれません。ちょっとしたきっかけで、また昔みたいに頑張ってくれるようになる可能性も十分あるんです。
さて、ここで一番気になるのは、「結局、彼は私のことを愛しているの?」ということですよね。デートプランを立てないことイコール愛情がない、とは限りません。大切なのは、「企画」以外の部分で、彼がどれだけ労力を割いているかを見ることなんです。
たとえば、プランは丸投げでも、当日の運転や予約、支払いは率先してやってくれる彼。これは、彼なりの愛情表現です。企画することは苦手だけど、あなたが決めたプランを実現するために、自分ができることで貢献しようとしている。それって、十分愛されている証拠だと思いませんか。
デート中、あなたの話に真剣に耳を傾けて、笑顔で会話を盛り上げようとしてくれる。プランは考えなくても、二人の時間を楽しもうという姿勢がある。これも大切な愛情のサインです。
逆に、プランを丸投げした上に、予約もリサーチもあなた任せ、当日はスマホばかり見ていて会話も「ふーん」で終わる。費用もきっちり割り勘で、あなたへの配慮が全く見られない。こういう場合は、残念ながら愛情が冷めている可能性があります。
でも、多くの場合、彼はちゃんとあなたを愛しているんです。ただ、表現の仕方が下手だったり、何をすればいいか分からなかったりするだけ。だからこそ、あなたから少し働きかけることで、状況は大きく変わっていくんですよ。
では、具体的にどうすればいいのか。一番大切なのは、「感情的に責める」のではなく、「彼が参加しやすい仕組みを作る」ことです。「なんで考えてくれないの!」って怒っても、彼は委縮するだけで、状況は良くなりません。
まず試してほしいのが、「二択」で誘導する方法です。「次のデートどこ行く?」という質問は、実は難易度が高すぎるんです。選択肢が無限にあると、男性はフリーズしてしまいます。特に、日頃からデートスポットの情報を持っていない彼にとっては、答えようがない質問なんですよね。
だから、こう聞いてみてください。「次のデート、○○君が好きな博物館系と、新しくできたカフェ巡り、どっちがいい?」って。具体的な二択を提示することで、彼は選びやすくなります。そして、選んだという行為が、参加しているという実感につながるんです。
もっと簡単にするなら、コンセプトだけ選んでもらう方法もあります。「今回は『まったり癒される』デートと、『体を動かす』デート、どっちがいい?」って。大きな方向性だけ彼に決めてもらって、具体的な場所はあなたが選ぶ。これなら、彼も考えやすいし、選んだという達成感も味わえます。
実際に、この方法で状況が改善した女性の話を聞いたことがあります。彼女はずっとデートプランを丸投げされ続けていて、ある日ついに爆発してしまったそうです。でも、感情的に責めても何も変わらないと気づいて、方法を変えたんです。
「A案の動物園とB案の温泉、どっちがいいかだけ決めて」と伝えたら、彼はすんなり温泉を選んだ。その時彼女は気づいたそうです。彼が苦手なのは、ゼロから考えることなんだって。それ以降、二択で誘導するようにしたら、彼も積極的に選ぶようになって、デートがもっと楽しくなったそうですよ。
次に試してほしいのが、「役割分担」を明確にする方法です。彼が苦手なリサーチ部分はあなたが担当して、彼がやりやすい「行動」の部分を任せるんです。たとえば、「私が行きたいお店をいくつかLINEで送るね。その中から○○君が予約担当ね」って。
こうすることで、彼は何をすればいいか明確になります。男性って、具体的なタスクを与えられると動きやすいんです。漠然と「デートを考えて」と言われるより、「この3つの中から一つ選んで予約して」と言われる方が、圧倒的に取り組みやすいんですよね。
そして、彼が担当してくれた部分については、しっかり認めてあげることも大切です。「○○君の運転がスムーズだから、いつも安心してドライブできる。移動は任せっきりでごめんね、ありがとう」って。
彼が負担している労力を言葉にして伝えることで、彼は「俺もちゃんと貢献してるんだ」という実感を持てます。そして、もっと貢献したいという気持ちが芽生えてくるんです。
さらに効果的なのが、デートが成功した時に具体的に褒めることです。「あのお店のパスタ、最高だった。○○君が選んでくれて正解だったよ」とか、「今日の景色、本当に綺麗だったね。また○○君と来たいな」とか。
彼がプランニングに少しでも貢献した部分を見つけて、それを具体的に褒める。すると、彼の中に「考えてよかった」という成功体験が蓄積されていきます。人は、成功体験があると、また同じ行動をとりたくなるものです。
ある女性は、この方法で彼の態度が劇的に変わったと話していました。彼女も最初は完全に丸投げされていたそうです。でも、彼が珍しく場所を選んでくれた時、「今回、あなたが選んでくれたおかげで、すごく楽しい気分になったよ。また選んでね」と伝えたんです。
すると次のデートでは、彼の方から「この間楽しんでくれたから、今度はもっと遠くまで行こう」と新しい案を出してきたそうです。褒められたことで、プランニングへの苦手意識が薄れて、むしろ楽しいことだと感じられるようになったんでしょうね。
それでも状況が変わらない時は、冷静に話し合うことも必要です。ただし、感情的に責めるのは逆効果。デート中やケンカの直後ではなく、二人ともリラックスしているタイミングを選んでください。
そして、「責め」ではなく「不安」を伝えるんです。「私ばかりがデートを考えていると、私とのデートを楽しみにしてくれてないのかなって不安になっちゃうんだ」って。こう言われると、男性は「そんなつもりじゃなかったのに」と気づくことができます。
その上で、具体的な解決策を提案しましょう。「これからは交互にプランを出すのはどうかな」とか、「私が大変な時は手伝ってくれると嬉しいな」とか。前向きな提案をすることで、彼も「じゃあ、頑張ってみようかな」という気持ちになりやすいんです。
ここで大切なのは、彼を変えようとするのではなく、二人の関係をより良くするための話し合いだという姿勢です。「あなたが悪い」ではなく、「私たちのために、一緒に考えよう」というスタンス。これなら、彼も防御的にならずに、素直に耳を傾けてくれるはずです。
愛情は、「どれだけ手間をかけてくれるか」で測ることができます。プランは立てなくても、運転や支払い、予約への協力など、何かしらの労力を割いてくれているなら、彼の愛情はちゃんとあります。ただ、その労力の向け方が、あなたの求めているものとズレているだけなんです。
だからこそ、あなたが少し工夫して誘導してあげることで、彼の労力を「プランニング」にも向けてもらえるようになる。それは、彼を操るということではなく、二人がもっと幸せになるための歩み寄りなんです。
付き合いが長くなると、どうしてもマンネリ化したり、お互いに甘えが出てきたりします。でも、それは決して悪いことばかりじゃありません。長く一緒にいられるということは、それだけお互いに大切な存在だということ。その関係をもっと豊かにするために、今回のモヤモヤを前向きなきっかけにしてほしいんです。
あなたは十分頑張っています。毎回デートプランを考えるのって、本当に大変ですよね。でも、それをやってきたあなたの愛情と努力があったからこそ、二人の関係が続いてきたんです。自分を責める必要はまったくありません。
ただ、もう少しだけ、彼に参加してもらう工夫をしてみてください。二択で選んでもらったり、役割分担したり、褒めてあげたり。そんな小さな積み重ねが、きっと大きな変化を生んでいきます。
そして、たとえ彼がプランを考えなくても、彼なりの愛情表現を見つけてあげてください。運転してくれること、予約してくれること、デート代を多めに出してくれること。そういう小さな優しさの中に、彼の愛情は確かに存在しているんです。
恋愛って、完璧じゃなくていいんです。お互いに得意不得意があって、時には不満を感じることもある。でも、その度に話し合って、工夫して、少しずつ関係を育てていく。そのプロセスこそが、二人の絆を深めていくんだと思います。
デートプランを丸投げしてくる彼に対して、あなたが感じているモヤモヤは、二人の関係をもっと良くするためのサインかもしれません。このモヤモヤと向き合って、彼とコミュニケーションを取ることで、二人の関係はきっともっと深まっていきます。
あなたなら大丈夫。あなたには、彼を責めずに導く優しさも、関係を良くしようとする前向きな姿勢もあります。今日お伝えした方法を、できることから少しずつ試してみてください。
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